織田信長の小姓といえば森蘭丸!小姓とはどんなお仕事する人?
織田信長の小姓といえば森蘭丸!
…というか、小姓といえば森蘭丸!
この『小姓』という単語、知ってはいるけど一体どんな事をする人のことを言うの??
『小姓』というのは武士の役職名でね、主君の身の回りのお世話や雑用といった事務的なお仕事をしていたんだよ。
主君がもしも命を狙われるような事があれば、もちろん命をかけて主君を守らねばいけない…っ!!
現代でいうところの中学生〜高校生といった少年ぐらいの年の子が務める事が多かったみたい。
ちなみに、森蘭丸が織田信長に仕えるようになったのは1577年…蘭丸が13歳の時だよ〜!
なるほど。
『ちょっとそこ片付けといてー』とか『アレ持ってきてー』とか、そういった事を聞いていたんだね?
だろうね。
もっと色々やる事はあったと思うけど…。笑
それに主君の側に常についてるってことは、色々な事を見て学ぶわけだから、小姓は一人前の武士になる為の修行期間でもあっただろうね。
小姓がバイトで、殿様が社長みたいな?
『お前、そろそろ社員になるか?』みたいな感じで小姓を卒業して一人前の武士になるんだね?!
イメージ的にはそんな感じかもね。笑
まぁしかし、小姓も楽なもんではなかったみたいよ。
主君のお客様の取り次ぎ役をしたりするわけだから、決して失礼や粗相があってはいけない…!
小姓にら完璧な振る舞い、品性、教養が求められていたみたいよ。主君に恥をかかすような事がないように。
ほぉ〜、神経すり減りそう。
昔の人の作法って、現代の何倍もきっちりして厳しいイメージがあるなぁ。
ちなみに森蘭丸の場合、織田信長からとても信頼されて重用されていたから使者として他家の武将とやり取りをする事もあったみたいよ。
へぇ〜!さすが森蘭丸!
他には、敵国の情勢を探るために、森蘭丸をスパイとして越後に送り込んだ…なんて逸話もあるよ。しかもこの逸話、
森蘭丸は越後の大名・上杉謙信に見つかってしまうが、捕らえられるどころか宴会に招かれて丁重にもてなされた。
その後、森蘭丸は何事もなく信長の元へ帰っていった…
っていうオチ。 笑
なんてハートフルな逸話!
戦国時代、スパイが紛れ込んだとなれば普通なら厳しく尋問されたり最悪処刑されたりしちゃうよねぇ…。
ね〜!
上杉謙信の懐も広いんだろうけど、きっと森蘭丸も堂々として聡明なオーラを醸し出していたに違いない…!
あんまり信憑性のない逸話みたいだけど。
そういえば、一般的に小姓で有名なのって森蘭丸ぐらいだよね?
他に誰か有名人っていたかなぁ??
メジャーな武将だと石田三成や前田利家、真田幸村、大谷吉継、直江兼続、井伊直政…といった武将達も小姓をしていたよ。
へぇ〜!
明るみになってないだけで、意外と小姓経験ある武将は多いんだね。
森蘭丸の場合、織田信長の小姓ということで有名になったのもあると思うけど、『有能小姓エピソード』が沢山後世に残っているんだ。
だから小姓といえども、歴史に名を残す事ができた。
もし森蘭丸が本能寺の変以降も生き延びて武将として武功をあげたり、国を治めたりしていたら、『小姓の森蘭丸』ではなく『戦国大名の森蘭丸』として有名になってたろうね。
逆に石田三成や大谷吉継なんかは、大人になってからの活躍があるから有名になったわけだから、森蘭丸みたいに早死にしてたらきっと有名になれてなかったと思うよ。
そう考えると森蘭丸って凄い人なんだね!
もっと長生きして活躍の場を広げていたらすっごい大物になっていたかも…?!
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