信長、秀吉、家康はどうやってホトトギスを鳴かせたの?
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といえばさ、ホトトギスの俳句が有名だよね!
織田信長が
鳴かぬなら
殺してしまえ
ホトトギス
豊臣秀吉が
鳴かぬなら
鳴かせてみよう
ホトトギス
徳川家康が
鳴かぬなら
鳴くまで待とう
ホトトギス
正解っ!!
なんとなーく、言いたい事はわかるんだけど、信長、秀吉、家康の3人は何が理由でこんな個性的な俳句に例えられているの??
3人のホトトギスの鳴かせ方が違うのは、どういった理由なのか…
という事だね!
てかホトトギスって何?笑
ホトトギスは天下統一の障害となる敵…、もしくは自分の支配下に置きたい相手の比喩だね。笑
ふむ!
まず、織田信長は
自分に逆らう者には容赦しない!!
いう事聞かないなら力でねじ伏せるのみっ!!
ってやり方で突き進んでいく武将なんだ。
『ワシの言うこと聞かないんだ?ふーん。じゃあころすぅ。いざ出陣!』
みたいな感じ。
戦、戦、戦!の人生なのが織田信長だよ。
じゃあ織田信長にロックオンされたら平伏すか、なんとしても勝つかの二択だね。笑
うむ、織田信長はやり方が強引な感じだね。
んで、豊臣秀吉は織田信長と違って、色々と工夫して敵をねじ伏せる武将なんだ。
不利な戦だなぁ…と思えば、無理に戦わずに話し合いにもっていって土地の交渉をしたり…
信長の場合、自分に逆らった敵を滅ぼしたりする事が多いけど、秀吉は
『ここで敵に情けをかけて土地を安堵すれば、ワシに恩義を感じて豊臣家に尽くしてくれるかも。』
といった風に考えて人を上手く使う事ができるんだ。
そういえば秀吉は『人たらし』なんて言われてるよね。
人に取り入るのがうまかったとか…。
そうそう。人の心を掴むのがうまかったそうですよ。
織田信長は逆に、人の好き嫌いがハッキリしてたみたいだから、嘘で人に愛想ふりまくような事はできなかったように思う。笑
秀吉は柔軟性に富んでいたんだねぇ。
なんというか、賢い人だ。やり手ですわ。
『どうやったら鳴くかなぁ?これでだめならこれだぁ!鳴くまで色々考えるぞー!』
っていうのが秀吉だね!
それでも鳴かないならころしちゃうと思うけど。笑
結局最後はそうなるんですね。笑
戦国時代だからね。笑
んで、徳川家康…、
徳川家康はもう、そのまんまよ。
待ってた。とにかく天下人になれるタイミングを待ってたわけよ。
なんか地味だなぁ。笑
ある意味一番やり手かもね。笑
徳川家康だって日本屈指の大大名、本気だせば豊臣秀吉の存命中に挙兵して一泡吹かす事だってできたろうけど、それはしなかった。
家康は無理な博打は決して打たない、慎重な武将なんだよ。
とにかく、自分が『いける!!』ってタイミングが来るまで待ってたんだね。
そう、待ってた!
でも、秀吉が亡くなってからはもう、鳴かせてみせようホトトギス炸裂で見事に天下をゲットしたんだよね。笑
色んな大名家と婚姻関係結んで自分の味方に引き入れたり、
前田家や上杉家といった有力大名に謀反の疑いをかけて潰しにかかったり、
豊臣家を守ろうとする石田三成を上手いこと政権から引退させたり…
おお、工夫こらしてますねぇ。
鳴かせにいってますねぇ〜!
まぁ、それぞれの武将達のホトトギスの鳴かせ方はこんな感じ!
あと、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の関係もなかなか面白いよね。
織田信長と徳川家康はもともと領地を治める大名。
2人は同盟を結んでいて、信頼できる兄弟みたいな感じで…
豊臣秀吉は農民から武士になって、2人の背中を追いかける形で出世していって…
って感じだったのが、
豊臣秀吉が、織田家を乗っ取り蹴落とす形で天下人になって…
徳川家康はそんな秀吉にひれ伏す事になって…
でもその後、徳川家康も豊臣家を乗っ取り、蹴落とす形で天下人になるっていう…!
下剋上ですな〜。
そういえばホトトギスの俳句以外にも、
信長がこねた餅を秀吉がついて、家康が食う
なんて例えられることもあるよね!
家康、お餅出来上がるまで待ってるね。美味しいとこどりだね。笑
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