森蘭丸の出身地や家族兄弟は？森家って織田家ではそんな存在？

森蘭丸って織田信長の小姓って事は有名だよね！

どういった経緯で織田信長に仕えるようになったんだろう？

家族に有名な武将はいるのかな？

森蘭丸はお父さんの森可成(もりよしなり)が織田家家臣だったんだ。

そういった関係で織田信長の小姓になったみたいだね。

んで、おそらく、森家では森蘭丸が一番知名度が高いと思うよ。

森蘭丸は今じゃ戦国時代関連のゲームやアニメでは信長の横に当たり前のようにいたりするよね。

確かに。

第六天魔王・織田信長を支える美少年小姓…。

絵面がいいね。笑

でもね、蘭丸の父・可成は槍の名手だったそうで、とても武勇に優れていたと言われているんだ。

で、蘭丸の兄・森長可(もりながよし)は『鬼武蔵』って異名をつけられるくらい、戦場で凄まじい戦いっぷりを見せていた猛将なんだよ！

へぇー！

森蘭丸のイメージとは真逆だね！

森蘭丸はおしとやかに織田信長の横に控えてるイメージがあるよ！

森蘭丸は享年１９なんだ。

戦で活躍を見せることないまま亡くなってしまったからね。

武勇に関するエピソードがないのは仕方ない…！

若くして亡くなってしまったんだね。

父も兄も勇猛果敢な武士だったなら、森蘭丸もそういった素質があったのかも…？！

うんうん、未知の可能性を感じるね！

ちなみに、森蘭丸は他にも兄弟が沢山いるよ！

お父さんが愛妻家だったらしくてね、一夫多妻制の時代だけど、森蘭丸の兄弟はみんな同じ母親から生まれてるんだ。

へぇ！

なんだか素敵なファミリーの予感…！

森蘭丸の兄弟は、うえから

可隆（よしたか）

長可（ながよし）

蘭丸

坊丸（ぼうまる）

力丸（りきまる）

忠政（ただまさ）

こんな感じ！

それぞれ有名な名前で紹介したよ！

ちなみに、蘭丸の弟の坊丸、力丸、忠政も信長の小姓を勤めていたんだ。

ほ〜！

じゃあ上のお兄ちゃん達も小姓だったのかな？

それがね、１５７０年…

蘭丸が６歳の時に父・可成と兄・可隆が戦で討ち死にしちゃうんだ。

森家当主と、跡継ぎ候補の長男が亡くなってしまったことで、急遽次男の長可が森家の当主になったのよ。

だから長可は小姓経験がなかったみたいよ。

しかもまだこの時、長可は１３歳！

長男についてはあんまり有名な方じゃないんでわかんないけど…。

１３歳で武家の当主に…！

大変だなぁ戦国時代って…。

そう。

しかも弟の坊丸、力丸も森蘭丸と同じ日に本能寺の変で戦死してるからね。

森長可からしたら激動の人生だよね。

若くして弟達が…

一番下の忠政は無事だったのかな？？

忠政は本能寺の変の時、親元でお留守番してたみたい。

運良く命拾いして、後々は森家当主になって津山藩藩主になっているよ！

津山は今の岡山県にある場所ね。

あれ？津山？

森家ってもどとどこの地域の方々？？

もともとは美濃の金山城を本拠地としていたよ！今の岐阜県ね。

森蘭丸や兄弟達の出身地も美濃金山ということになるね。

ちなみに、森蘭丸も森長可もとても織田信長に気に入られていたんだって。

森長可は武田氏を滅ぼしたあと、武田領だった信濃川中島に２０万石を与えられていたし、

森蘭丸は兄のいた美濃金山城に５万石を与えられていたの。

兄の代わりに城を与えられたとはいえ、小姓あがりの少年がコレといった武功を挙げたわけでもないのに５万石の城持ちになったんだから、信長は大分贔屓していたように思うなぁ。

へぇ〜！

ちなみに、森長可の２０万石は同世代の家臣団の中では一番のお給料なんだって。

まぁ、確かに武勇に優れてバリバリ活躍していたからそれ相応だったのかもしれないけど…。

ふむふむ。

でもその森長可も森蘭丸が死去してから約２年後に２７歳という若さで戦死するんだよね。

末っ子は江戸時代まで生きて体調を壊して亡くなるんだけど、戦国時代の森家の男子はことごとく若くして戦死してるという…。

お兄ちゃん達を次々亡くした幼い忠政の気持ちを考えると…(´；ω；`)