大谷吉継と石田光成の友情が始まったお茶の逸話ってどんな話?
大谷吉継ってインターネットで検索したら関連ワードに『お茶』って出てくるんだけど…。
これは一体どういう事なんだい?
大谷吉継とお茶といえば…、
石田三成との間に友情が生まれたエピソードにかかせないキーアイテムだよぉ〜!!
一体どんなエピソードなんだい?!
聞かせておくれよ!
それはね、とある日のお茶会での出来事なんだけど…。
ふむふむ!
お茶会で秀吉が点てたお茶を、家臣達で回しするっていう行事が行われたんだ。
んで、集まった武将達は順番にお茶を一口飲んで隣の人に回していくんだけど、
大谷吉継がそれを飲もうとした時、吉継の顔の皮膚から膿が垂れてお茶に入っちゃったんだ。
確か、大谷吉継は『らい病』という病にかかっていて、顔の皮膚に疾患があったとか…。
そう。
膿じゃなくて鼻水が垂れたという説もあるみたいだけど…。
まぁ、どっちにしてもわざとじゃないし、病の症状だから仕方がないことだよね。
でも、それを見た他の武将達はドン引いちゃったのよ。
うむ…。
で、大谷吉継の次から武将達は、お茶を飲むフリをするだけで実際に口をつけなかったんだ。
うーん…仕方ないとは思うけど、本人は辛いよね…。
うん、しかも吉継は武士でしょ?
大勢の前でこんな事があったんじゃ、なおさら面目丸つぶれだよね。
大谷吉継はとてもいたたまれない、惨めな気持ちになって屈辱に震えたそうだよ。
…でもね、そんな大谷吉継の心を救ったのが石田三成なんだ!
三成は自分にお茶が回ってくると、それを一口どころか全て飲み干しちゃったの!
わお!大谷吉継も驚きだね!
ウワァお前マジかよ…とか、一口飲むのが礼儀の場で何やってんだ…って感じで色々と驚きの行動なんだけど、石田三成はそこで
『秀吉様の作ってくれたお茶が美味しくてついつい全部飲んじゃった☆』
なんて言ったらしいですよ。
大谷吉継の件には触れないの。
石田三成、優しい人だね。
大谷吉継が傷つかないために…!
大谷吉継の面目も保たれたというわけだ。
うむ。
しかもさりげなく秀吉を立てるというね。笑
さておき、大谷吉継はこの日、凄まじい恩義を三成に感じて
『どんな事があっても三成についていく。この人になら命を賭けてもいい!』
と心に誓ったそうだ。
熱い友情…!本物の友情だ!!
そう!本物の友情だっ!
大谷吉継はこの日誓ったように、関ヶ原の戦いでは、病を押して石田三成ら西軍が勝利する為に奔走したんだよ!
石田三成は何をすればいいのか、
どうすれば全国の武将達を西軍の味方につけることができるか、
どうすれば東軍の力を削ぐ事ができるか…、
大谷吉継は色々と石田三成に勝つための策を伝授したんだ。
大谷吉継は関ヶ原の戦いで、石田三成の参謀役を務めていた感じだね!
うむ。
良き相談相手、相棒だったのは間違いないね!
『三成、お前は才覚はあるが今ひとつ勇気が足りない。誰よりも一番に命を投げ捨てる覚悟で戦に挑むように。』
『三成、お前はあんまり人望がないから表に立たず、裏方として働くのがいい。』
なんて厳しい事も言ってたみたいよ。
わお!キツイね。笑
でもこんな事が言えるのは、本当に石田三成の事を思ってたって事だよね!
そうそう!
本音で言い合える友達って事だね!
それに戦は命かかってるからね。
本音を隠して遠慮なんてしてたら、勝てる戦も勝てないっ…!!
でも、関ヶ原の戦いは石田三成が負けちゃったんだよねぇ…。
それは…小早川秀秋のせいだ!
あいつさえいなければっ…!!
も〜、ホント、小早川秀秋だけはアカン。
大谷吉継も小早川秀秋をめちゃくちゃ恨んでるんだからっ!
スポンサードリンク
くうはく埋め くうはく埋め
楽しんでいただけたらイイネ!